純銀 サルバ、トレイ 3 - 2019.08.10 Sat
ロンドンアンティークマーケットのアンティーク写真集
ロンドンアンティークマーケットでこれまでに紹介させていただいたアイテムのギャラリーです。
http://london-antique.shop-pro.jp/( ← ショップはこちら)
純銀のサルバとトレイは英国銀器を代表するアイテムのひとつです。
一般にハンドルのないものがサルバ、ハンドルのあるものがトレイと呼ばれることが多いのですがハンドルのないものもトレイと呼ばれることがあります。
またものを載せて運ぶものをトレイ、置いたままにしておくものをサルバと見ることも出来ます。
アッパークラスで使用されていたお品にはイニシアルやクレストが入っているものが多くあります。
使用人が多いと銀器が盗まれることもあるのでこうしてイニシアルを入れたとも言われています。
Ref. 22942 London c1874



イギリス London c1874 Martin, Hall & Co (Richard Martin & Ebenezer Hall)
純銀リボンガーランドピアースサルバ
とっても可愛いリボン細工が印象に残る素敵なサルバです。
リム周囲はBeading、リボン&すずらんガーランド、それぞれのガーランドにはBeadingで縁取られたメダルが下がっており、周囲にはピアースが施されております。
脚も豪華で可愛い細工で、サルバ内面のエングレイビングも素敵です。
年代もビクトリアン中期、イギリスが最も栄えた年代に作られたお品でメーカーも一流です。
重さ892g、直径32.5㎝(内のり26㎝)、高さ3.5㎝、
Ref. 24057 London c1876



イギリス London c1876 Goldsmiths Alliance Ltd (Samuel Smily)
純銀円型ピアースサルバ レア
周囲が透かしになった高さのあるエレガントなサルバです。
英国銀器のクラシックなスタイルのサルバは多くありますがこういうデザイン性のあるサルバはもともと作られていた数が少なく今では入手が困難です。
縁の部分は小粒の真珠を編みこんだような美しい Beading 装飾が連なっています。
この様なデザインはビクトリア時代の宝飾デザイナーによるものなのでしょう。
中央部分のエングレービングは6つの円形の窓の中にバラとブドウが交互に描かれており、可愛いすずらんガーランドの脚は4本脚で透かし細工も施された凝った装飾です。
長年丁寧に磨かれてきたエングレービングは縁が丸みを帯びてきてアンティークならではの優しい味わいです。
重さも1.2Kg 以上あり美しさと貫禄を兼ね備えた大英帝国全盛期ならではの素晴らしいお品です。
宝飾品店オリジナルデザインのこんなエレガントなサルバは当時のレディ達のアフタヌーンティーのテーブルにもよく似合ったことでしょう。
メーカーのGoldsmiths Alliance はビクトリア時代のセレブ御用達の宝飾品店 Goldsmiths & Silversmiths に1893年に吸収されています。このメーカーは現存しています。
重さ1280g、直径36㎝、内径31㎝、高さ4㎝
Ref. 23098 London c1876



イギリス London c1876 Martin Hall
純銀円形サルバ
ビクトリア時代らしいFernデザインが素晴らしいサルバです。Duty mark入り
繊細なFern(シダ)がハンドエングレイビングで描かれています。
リムのエングレイビングにも注目です。
ビクトリア時代にとても好んで使われた意匠のひとつがFernです。
Fernが付いていたらビクトリアと思っていいとも言われています。
ティー3点セットが余裕で収まりますし、お皿代わりに使われたり、クラレットジャグとグラス等をセットされても素敵なサルバです。
またこのサルバの裏にはカイトマークあるいはダイヤモンドマークと呼ばれるデザインレジストレーションマークが入っています。古い時代のレジストレーションマークのついたレア度の高いお品です。
重さ562g、直径26㎝、高さ1.8㎝
Ref. 22674 Sheffield c1879



イギリス Sheffield c1879 James Dixon & Sons
純銀円形サルバ
周囲に手彫りの透かしが入っているビクトリア時代の上品で美しいサルバです。
リムの4列のBeading(幅1㎝)が珍しいですね。
伝統的なケルトの模様を思わせるパターンのエングレービングも素晴らしく中央には優しい字体でイニシアル( P ? )が入っています。
3本の脚はアンティークらしい Ball & Claw です。
メーカーのJames Dixon & Sons は1806年創業で英国銀器の世界では有名ブランドです。
重さ818g、直径31㎝(内径25㎝)、立ち上がり約2㎝
足はBall & Claw
Ref. 21474 Sheffield c1882



イギリス c1882 Sheffield
このトレイはご主人が40年目の結婚祝いに奥様にプレゼントされたものです。メッセージとモノグラムのイニシアルが入っています。メッセージはトレイの中心にこう書かれています。
TO MY DEAR WIFE
IN COMMEMORATION OF THE FORTIETH ANNIVERSARY
OF OUR WEDDING DAY
28 April c1847 28 April c1887
イニシアルは上が奥様、下がご主人のものでしょう。
伝統的なデザインと丁寧なブライトカットがたくさん入ったエングレービングが素敵です。
ピアッシングはもちろんハンドカットで一つ一つ手作業で開けられたものです。
重さ 810g、高さ 約2㎝、直径 35㎝x31㎝ うちのり25㎝
ティー3点セットが余裕で載せられます。
ロンドンアンティークマーケットでこれまでに紹介させていただいたアイテムのギャラリーです。
http://london-antique.shop-pro.jp/( ← ショップはこちら)
純銀のサルバとトレイは英国銀器を代表するアイテムのひとつです。
一般にハンドルのないものがサルバ、ハンドルのあるものがトレイと呼ばれることが多いのですがハンドルのないものもトレイと呼ばれることがあります。
またものを載せて運ぶものをトレイ、置いたままにしておくものをサルバと見ることも出来ます。
アッパークラスで使用されていたお品にはイニシアルやクレストが入っているものが多くあります。
使用人が多いと銀器が盗まれることもあるのでこうしてイニシアルを入れたとも言われています。
Ref. 22942 London c1874



イギリス London c1874 Martin, Hall & Co (Richard Martin & Ebenezer Hall)
純銀リボンガーランドピアースサルバ
とっても可愛いリボン細工が印象に残る素敵なサルバです。
リム周囲はBeading、リボン&すずらんガーランド、それぞれのガーランドにはBeadingで縁取られたメダルが下がっており、周囲にはピアースが施されております。
脚も豪華で可愛い細工で、サルバ内面のエングレイビングも素敵です。
年代もビクトリアン中期、イギリスが最も栄えた年代に作られたお品でメーカーも一流です。
重さ892g、直径32.5㎝(内のり26㎝)、高さ3.5㎝、
Ref. 24057 London c1876



イギリス London c1876 Goldsmiths Alliance Ltd (Samuel Smily)
純銀円型ピアースサルバ レア
周囲が透かしになった高さのあるエレガントなサルバです。
英国銀器のクラシックなスタイルのサルバは多くありますがこういうデザイン性のあるサルバはもともと作られていた数が少なく今では入手が困難です。
縁の部分は小粒の真珠を編みこんだような美しい Beading 装飾が連なっています。
この様なデザインはビクトリア時代の宝飾デザイナーによるものなのでしょう。
中央部分のエングレービングは6つの円形の窓の中にバラとブドウが交互に描かれており、可愛いすずらんガーランドの脚は4本脚で透かし細工も施された凝った装飾です。
長年丁寧に磨かれてきたエングレービングは縁が丸みを帯びてきてアンティークならではの優しい味わいです。
重さも1.2Kg 以上あり美しさと貫禄を兼ね備えた大英帝国全盛期ならではの素晴らしいお品です。
宝飾品店オリジナルデザインのこんなエレガントなサルバは当時のレディ達のアフタヌーンティーのテーブルにもよく似合ったことでしょう。
メーカーのGoldsmiths Alliance はビクトリア時代のセレブ御用達の宝飾品店 Goldsmiths & Silversmiths に1893年に吸収されています。このメーカーは現存しています。
重さ1280g、直径36㎝、内径31㎝、高さ4㎝
Ref. 23098 London c1876



イギリス London c1876 Martin Hall
純銀円形サルバ
ビクトリア時代らしいFernデザインが素晴らしいサルバです。Duty mark入り
繊細なFern(シダ)がハンドエングレイビングで描かれています。
リムのエングレイビングにも注目です。
ビクトリア時代にとても好んで使われた意匠のひとつがFernです。
Fernが付いていたらビクトリアと思っていいとも言われています。
ティー3点セットが余裕で収まりますし、お皿代わりに使われたり、クラレットジャグとグラス等をセットされても素敵なサルバです。
またこのサルバの裏にはカイトマークあるいはダイヤモンドマークと呼ばれるデザインレジストレーションマークが入っています。古い時代のレジストレーションマークのついたレア度の高いお品です。
重さ562g、直径26㎝、高さ1.8㎝
Ref. 22674 Sheffield c1879



イギリス Sheffield c1879 James Dixon & Sons
純銀円形サルバ
周囲に手彫りの透かしが入っているビクトリア時代の上品で美しいサルバです。
リムの4列のBeading(幅1㎝)が珍しいですね。
伝統的なケルトの模様を思わせるパターンのエングレービングも素晴らしく中央には優しい字体でイニシアル( P ? )が入っています。
3本の脚はアンティークらしい Ball & Claw です。
メーカーのJames Dixon & Sons は1806年創業で英国銀器の世界では有名ブランドです。
重さ818g、直径31㎝(内径25㎝)、立ち上がり約2㎝
足はBall & Claw
Ref. 21474 Sheffield c1882



イギリス c1882 Sheffield
このトレイはご主人が40年目の結婚祝いに奥様にプレゼントされたものです。メッセージとモノグラムのイニシアルが入っています。メッセージはトレイの中心にこう書かれています。
TO MY DEAR WIFE
IN COMMEMORATION OF THE FORTIETH ANNIVERSARY
OF OUR WEDDING DAY
28 April c1847 28 April c1887
イニシアルは上が奥様、下がご主人のものでしょう。
伝統的なデザインと丁寧なブライトカットがたくさん入ったエングレービングが素敵です。
ピアッシングはもちろんハンドカットで一つ一つ手作業で開けられたものです。
重さ 810g、高さ 約2㎝、直径 35㎝x31㎝ うちのり25㎝
ティー3点セットが余裕で載せられます。