FC2ブログ
topimage

純銀 サルバ、トレイ 4 - 2019.08.10 Sat

ロンドンアンティークマーケットのアンティーク写真集
ロンドンアンティークマーケットでこれまでに紹介させていただいたアイテムのギャラリーです。
http://london-antique.shop-pro.jp/( ← ショップはこちら) 

ビクトリア時代後期の純銀のサルバとトレイです。

サルバの脚のデザインの一つに Ball & Claw があります。
Ball & Claw のスタイルは家具の脚に多く見られ、18世紀の初めにオランダで始まったと言われています。
もともとは中国のドラゴンが球をつかんでいるのを真似たとか・・・ 昔の東洋趣味が始まりだったのですね。
その後、オランダからイギリスに渡りクイーン・アン スタイルの家具に取り入れられ、鷲の爪がボールをつかんでいるものからライオンの脚がボールをつかんでいるものなども作られるようになりました。 
その後のチッペンデールスタイルの家具にも多く使われています。 
この家具のスタイルはそのまま銀器のスタイルにも反映されたのでアンティークの銀器にも Ball & Claw のものが多く、人気もあります。

ビクトリアンのサルバはとても美しい手彫りのエングレイビングが特徴です。




Ref. 22282 London c1883
アンティーク
アンティーク
アンティーク

イギリス London c1883  Holland, Son & Slater (John Aldwinckle & James Slater)

スズランとリボンのガーランド、ピアース細工が素敵なサルバです。多くの場合このような装飾はCast細工(型を使う)なのですが、このサルバの細工はハンドエンボスに依るものでとても緻密な作業です。
中ほどに描かれているフラワーモチーフのハンドエングレイビングもとてもエレガントで全体の雰囲気をさらにラブリーなものにしていてとても女性的なサルバです。
3本の脚は釣りがね草(スズラン?)のガーランドが立体的なCast細工で仕上げられています。周囲に Beading 細工もされているので可愛さ倍増です!

細部に余すところなく高度なテクニックの美しい装飾が施されたこのサルバはビクトリア時代の熟練の銀職人により作られたとても贅沢なお品です。
贅沢品としての課税の証としてのビクトリア女王の Duty Mark がサルバ裏面に英国銀器の Hall Mark と共に刻まれています。

重さ341g、外径21.7㎝、内径約16.5㎝、高さ3㎝



Ref. 21325 Sheffield c1886
アンティーク
アンティーク
アンティーク

イギリス Sheffield c1886

中央のエングレービングはフラワーガーランドが連なっており、更にその外側は草花のつるがガーランドを囲んでいます。控え目ながらブライトカットが品良く輝きます。
リムはBead & pearl細工、3箇所に付いている脚はクラシックなタイプです。ハンドカットの柔らかく優しい感触の気品高い英国製サルバです。
どんなシチュエーションにも重宝します、ティーセットを載せるのはもちろん、グラスを置いたり、フルーツを盛ったり、カナッペ等を置いたり、または菓子盆として、広い用途でご自由にお使い下さい。
贅沢品として作られていますのでビクトリア女王の横側の Duty mark が入っています。

直径25cm、高さ2.5㎝、重さ463g



Ref. 23652 London c1890
サルバ
サルバ
サルバ

イギリス London c1890
純銀リボン&ガーランドサルバ

可愛いながらも格調高いビクトリアンそのものといった趣のサルバです。 
外周部分はリボンとメダリオンがプレスされていてその間はピアッシング、縁はビーディングで飾られています。
立体感を感じさせる中央部分のエングレービングも素晴らしくてあらゆる装飾技法が使われています。
内側はすずらんのガーランド、外側はビクトリア時代の銀器に多いフェーン(しだ)の模様です。 
3本の脚にもガーランドが飾られてます。

これだけのお品が使われていたのはどういうお屋敷だったのか想像するのも楽しいですね。
直径が40cm以上あり存在感十分です。

重さ1952g、直径42.5㎝、内径33㎝、高さ4.3㎝



Ref. 22670 London c1892
アンティーク
アンティーク
アンティーク

イギリス London c1892
Martin, Hall & Co. (Richard Martin & Ebenezer Hall) for Reid & Sons
純銀花びらサルバ

とても格調高い雰囲気で豪華なサルバです。
通常よく見かけるのは6枚の花びら型ですが、珍しい7枚の花びらの形で内側には2重のBeading、脚は直径2.5㎝もある豪華なアンティークらしい Ball & Claw です。
美しい仕上げのエングレービングは丸い小窓の中にバラの花があしらわれた華麗なデザイン。
どの角度からみても高級感漂うアンティークらしいお品です。

メーカーの Martin, Hall & Co. は創業1820年で英国で最も名を知られているメーカーのひとつです。
1851年のロンドン大博覧会などの出品でも知られています。 
そしてこのサルバにはもうひとつのシルバースミスの名が刻まれています。
Newcastle-on-Tyne の Reid & Sons です。
Reid & Sons は1778年ニューカッスルで創業のシルバースミスで代々ファミリーが家業を継いでなんと現在でもニューカッスルで宝飾店を営んでいます。
その歴史も素晴らしくFAカップやラグビーリーグのトロフィーはこの Reid & Sons によるものですし、有名な南極探険家サー・アーネスト・シャクルトンの使用していた時計もこのお店のものでした。
シャクルトン卿は1914年、南極横断探検で遭難、漂流し1年半かけて人のいる島にたどりつき乗組員全員を連れて帰った『エンデュアランス号漂流記』で有名な探検家です。

歴史を感じさせるサルバです。

重さ1268g 外径35.5㎝(内径27㎝) 高さ4.5㎝



Ref. 22771 Sheffield c1892
サルバ
サルバ
サルバ

イギリス Sheffield c1892   Atkin Brothers
純銀円形サルバ

12枚の花弁の様な透かしの入ったサルバです。
小さめサイズのティーセットならセットできる大きさです。

とても可愛いのでそのままスィーツなどのディッシュに使われても素敵です!
繊細に彫られたエングレイビングはもちろんビクトリア時代の銀職人の手に依るもので細部にわたりとてもビクトリアンなデザインのサルバです。

中央に描かれているまるで宝石の様に美しいエングレイビングは鮮明な状態であまり使用されていなかったのではと思われます。

高脚付きのサルバではありませんが裏面に3箇所猫の肉球の様な可愛い脚がついています。

重さ530g、直径27㎝、内径20.5㎝



Ref. 23950 London c1892
シルバー サルバ アンティーク おもてなし
シルバー サルバ アンティーク おもてなし
シルバー サルバ アンティーク おもてなし

イギリス London c1892 Walter & John Barnard
純銀サルバ

英国銀器の花形のひとつがサルバですね。
このお品は名門シルバースミス Barnard の作品で 縁の部分が格調高いウェーブになっており全体のハンドエングレービングもとても見事です。
くるんと巻いた形の3本の脚も凝ったデザインで本物のアンティークの貫禄十分の素晴らしいお品です。

裏面のホールマークの下に刻印されている Hall & Co. というのは北のボンドストリートとも言われたマンチェスターのキングストリートにあった宝飾店の名前です。
銀器は昔は宝飾店で売られていました。

メーカーの Barnard は世界で一番古いシルバースミスとされていて、その歴史は1680年にまで遡ります。
ビクトリア女王から注文された作品も多く作っていたことでも知られています。

重さ857g、直径32㎝、高さ3.5㎝、内径24㎝、高さ3.5㎝


Ref. 22928 Shefield c1894
英国アンティーク サルバ
英国アンティーク サルバ
英国アンティーク サルバ

イギリス Sheffiled c1894 R F Mosley & Co (Robert Fead Mosley)
純銀オーバルトレイ

重さもあるまさしく高級英国銀器の代表とでも言うようなトレイです。
(良いトレイはティーセットなどを載せても大丈夫なようにしっかり作られており重いのです)

こうしたトレイはバトラーやチャンバーメイドがティーやブレックファーストを運ぶ時にに使われたものです。
現在ではテーブルの上に置きティーセットや飲み物とグラスを載せて使われることも多いようです。

リムの部分は英国伝統の美しいスクロール模様のピアッシング、ハンドルを握る部分のホールは優雅なカーブにデザインされています。
楕円形のたっぷりサイズですので大きなサイズのティーセット、その他のお茶道具などを一緒に載せても余裕です
裏面の脚4か所全てにHall Markとメーカー名の刻印があります。

重さ1371g、横幅47㎝(内のり35㎝)、縦34㎝(内のり25㎝)



Ref. 21785 London c1895
アフタヌーンティー
アフタヌーンティー
アフタヌーンティー

イギリス London c1895

リムが Cast 細工、ローズの透かしになっているとてもレアなサルバです。
豪華で立体的なローズのピアッシングは大人の女性に似合う優雅なお品です。
手彫りで内側にエングレイビングされている模様は、やはりたくさんのローズの花々、まるでローズガーデンの様です!
このサルバの脚は半円のボタンの様な脚が付いており高さは1㎝位です。

この装飾にふさわしく重さが 922g あるかなりしっかりしたサルバです。

直径30cm、高さ1㎝、重さ922g

シュガートング・シュガーニプス «  | BLOG TOP |  » シルバープレート トレイ 2

プロフィール

ロンドンアンティークマーケット

Author:ロンドンアンティークマーケット
ロンドンアンティークマーケットでこれまでにご紹介したアンティークの品々のギャラリーです。

カテゴリー

ブログ内検索