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純銀 サルバ、トレイ 2 - 2019.08.10 Sat

ロンドンアンティークマーケットのアンティーク写真集
ロンドンアンティークマーケットでこれまでに紹介させていただいたアイテムのギャラリーです。
http://london-antique.shop-pro.jp/( ← ショップはこちら) 

純銀のサルバとトレイは英国銀器を代表するアイテムのひとつです。
一般にハンドルのないものがサルバ、ハンドルのあるものがトレイと呼ばれることが多いのですがハンドルのないものもトレイと呼ばれることがあります。 
またものを載せて運ぶものをトレイ、置いたままにしておくものをサルバと見ることも出来ます。
アッパークラスで使用されていたお品にはイニシアルやクレストが入っているものが多くあります。
使用人が多いと銀器が盗まれることもあるのでこうしてイニシアルを入れたとも言われています。。




Ref. 22213 Sheffield c1861
アンティーク
アンティーク
アンティーク

イギリス Sheffield c1861  Thomas Bradbury & Sons Ltd

堂々としていながらとっても可愛い!古い時代のレアで美しいサルバです。
直径33㎝と少し大き目で 幅4㎝ほどのリムにはカメオのようにフルーツとフラワーが交互にエンボス細工で飾られたメダルが配置されています。その周りには余すところなくエングレイビングが刻まれていて、豪華な4本の脚がまたとても凝った形になっています。この部分に細かく打ち出された点刻など隅々まで気配りされた職人技に感心させられます。
この美しいサルバは間違いなく上流階級のお宅にあったものですが150年も経ているとは思えない美しい状態にも驚きます。
サルバの内側に刻まれたエングレイビングもとても繊細で、美術工芸品としての丁寧な仕事に感動します。
高さが4.5㎝あり通常の高さよりも少し高めですがそのおかげでさらにエレガントな感じが強調されています。

960g、直径33㎝、内径は約25㎝、高さ4.5㎝



Ref. 23222 London c1863
純銀 サルバ
純銀 サルバ
純銀 サルバ

イギリス London c1863 Edward and John Barnard
純銀円形ピアースサルバ

ピアッシングとエングレービングがすばらしい純銀サルバでイギリス銀器の名門 Barnard のビクトリア時代中期の作品です。
縁の部分の幾重にも重なったビーディングとその内側のピアッシングになったラティス(格子)には陰影をつけるエングレービングが施されていて繊細な細工の美しさには目を奪われます。
中央部分のエングレービングのデザインも含め、さすがバーナードと思わせる格調と上品さがあるサルバです。
3つの脚はサルバの縁と同じ格子の透かしのデザインです。
大きさもあらゆるシチュエーションに使い易いサイズかと思います。

Edward and John Barnard(EB & JB)は世界で一番古いシルバースミスとされており、その歴史は1680年にまで遡ります。
EB & JB は現在でも Edward Barnard & Sons Ltd.と名を替えシルバースミスを続けています。英国銀器の世界では格別の評価が与えられておりロンドンの美術館のロイヤルファミリーのお宝コーナーには必ずと言って良い程 Barnard の作品が含まれております。
このお品は Edward Barbard(III)と John Barnard(I)のころのものです。

珍しいことにこのお品にはカイトマークと呼ばれる古い時代のデザインレジストレーションマークが2つ(1859年と1861年)入っています。
2つのカイトマークが付いたものは珍しく、このサルバが作られた年より数年前から大切に守られていた Barnard 家のオリジナルデザインであることが分かります。

重さ835g 直径32cm 内径24cm 高さ4.3cm



Ref. 22278 London c1867
アンティーク
アンティーク
アンティーク

イギリス London c1867  Daniel & Charles Houle

144年も前の素晴らしいビクトリアンサルバでビクトリア女王のDuty Mark入り。1Kg 以上の重さがあります。
贅沢品として課税されていたこういうサルバが使われていたおうちは間違いなく大邸宅、重いサルバはバトラーや女中によって持ち運びされました。英国の邸宅では銀器のお手入れはバトラーのもとで限られた使用人により行われ銀器の手入れの良さがその家のステイタスが分かったと言われます。
このような大きなサルバはティータイムに最適ですがパーティーの時にカナッペなどのフィンガーフードを載せたりするのも英国的使用方法です。またはシャンペングラスをセットするとシルバーの反射によりグラスが光り輝き素敵です!

サルバ中ほどに刻まれたフラワーを中心としたクラシックな模様のハンドエングレイビングがとても豪華です!またリム周囲のゴージャスなシェルとウェーブ装飾は英国銀器の特徴でもあります。重量のあるサルバを支えているのは頑丈な4本の脚ですが巻貝のようでとてもエレガントです。
1849年創業の古い工房作です。

重さ1228g、外径35cm、内径27㎝、高さ3㎝



Ref. 24142 London c1871
純銀 サルバ
純銀 サルバ
純銀 サルバ

イギリス London c1871 Martin, Hall & Co (Richard Martin & Ebenezer Hall)
純銀リボン&ガーランドサルバ

リボン&ガーランド、そしてピアース、プラス、リム周囲に施されているBeading 細工とFootのデザインもとっても素敵な円形サルバです。
透かしになった周囲はリボンとすずらんのガーランドとオーナメントで飾られていて 中央部分はビクトリアンらしい美しく格調高いエングレービングの装飾です。
3本の脚にも透かしとガーランドの装飾があります。
リボン好きなレディにお奨めです!

重さ456g、外径23.5㎝、内径18.5㎝、高さ2.5㎝



Ref. 22666 London c1872
アンティーク
アンティーク
アンティーク

イギリス London c1872   Edward Barnard & Sons

重さが1.8Kg もある立派なサルバです、ビクトリア女王の横顔のディーティーマーク入り。
いかにも英国らしい重厚なデザインですが薔薇とリボンのとても女性的な美しいエングレービング、優雅な脚、そして豪華なBeading とどの角度から見ても素晴らしいお品です。形もちょっと変わっていて特別な存在感があります。

裏面に刻印のある WHISTLER という名前は当時 STRAND(現在の地下鉄チャリングクロス駅の近くです)にあった銃器の老舗です。アンティークオークションのカタログなどで豪華な装飾を施された昔のピストルなどがこの店で扱われていたことが分かります。このサルバも店に置かれていたものなのかもしれませんね。

メーカーの Edward Barnard & Sons は世界で一番古いシルバースミスと言われていてその歴史は1680年にまで遡ります。Barnard の作品はイギリスの銀器の世界でも特別の地位をもつブランドのひとつでビクトリア女王からも注文を受けて作品を作っていたことで有名です。

Bの上下にJJ、左右にEとWの入ったメーカーズマークはバーナード家の2人の John と Edward、Walter の4人のイニシアルで1863年から1875年の短期間使用された希少なマークです。

重さ 1833g、直径43㎝、内径約34㎝、高さ4.5㎝


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Author:ロンドンアンティークマーケット
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